塗装と調色の用語
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柑橘類の皮の表面のように、小さく緩やかなデコボコ状になった塗膜の肌のこと。<オレンジピール>、<みかん肌>など、呼び方は色々ある。本来新車の焼き付け塗膜は、軽いゆず肌になっているもので、ツルツルの肌は補修塗装に禁物とされていたが、塗料や塗装方法の改良などで、新車塗装の肌はツルツルの鏡面肌に近くなっており、補修側でもそれに合わせる必要がある。肌の状態が旧塗膜と合っている限りは問題ないが、極端にひどい場合は欠陥である。原因はシンナーの乾燥が早すぎる、粘度が高すぎる、吹き付け時の雰囲気温度が高すぎるなど。
塗膜が劣化して、表面がひび割れたようになった状態。長期間戸外にさらされていると、いずれはそうなるものだが、現在の自動車用塗料を使って、2〜3年程度でワレが生じるようなら、塗装作業に何らかの欠陥があったと言える。ワレに程度によっていくつかの言葉があり、髪の毛のような細いワレを<ヘヤークラック>、細かな浅いワレを<チェッキング>、深いワレを<クラッキング>などと呼んでいる。